みなさんこんにちは。もちこと申します。
現在は関東に住んでいますが、高校卒業まで三重県に住んでいました。
今回は、関東に住んでみて気づいた、「伝わらない三重の方言」について、紹介したいと思います。
「えらい」
「えらい」と聞くと、「偉い」と変換されるかと思います。「凄い、尊敬に値する」といった、褒め言葉として使われるのが一般的ですよね。
しかし地元にいた時は、上記の意味としてだけでなく、「疲れた、しんどい」という意味でも使っていました。
関東に来てから、例えばちょっと急いで走ってきた時に思わず、「えらい」という言葉を発すると、「え?」という顔をされました。
そこでやっと、「えらい」は他の地域では通じないのだなと気づきました。
その後他の地方出身の人とも話してみましたが、どうやら西の方では「えらい=疲れた」として使われているようです。
「なおす」
「なおす」と聞くと、「治す」、「直す」を思い浮かべるかと思います。
前者は「病気などを治療する」意味の「なおす」、後者は「壊れたものなどを修復する」意味の「直す」ですね。
しかし地元では、上記の意味だけでなく、「片付ける」という意味でも使っていました。
これについても同じく、関東の人からは、「直すの?」と聞き返されてしまいました。さらに、「どこか壊れてる?」と言われてしまったので、それ以降使わないように気をつけていますが・・・。
地元を離れて8年経った今でも、たまに使ってしまいます。
ちなみにこれも、関西の方では「なおす=片付ける」として使われているようです。
「~やん」
方言で「~やん」と聞くと、「~でしょ」、「~じゃん」の代わりになるような、語尾につけるものと思われるかもしれません。
それも方言の1つではありますが、今回紹介したいのは、「否定」の意味での「~やん」です。
語尾につける「~やん」と組み合わせると、「~やんやん」になってしまうことがあります。
これについては、ある時関東の友人に聞いたところ、「文脈で意味を判断してた」とのことでした。
関西や中部出身の人に聞いてみても「聞いたことない」とのことだったので、もしかするとかなり限定的なものなのかもしれません。
おわりに
今回は、関東に住んでみて初めて知った、「伝わらない三重の方言」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
三重県は、近畿、関西、中部のどれにも含まれて表示されることがありますが、だからこそ、各地の方言が使われていたり、逆に独特の方言が使われているのかもしれませんね。
コメント